「循環する介護の会」外国人介護人材受け入れ支援チームの編成

2022/07/21


循環する介護の会

世界の動き、アジアの高齢化

人口構造の変化から世界をみる

介護の過程

共通の目標達成のためのネットワーク

日本の介護はどこへ向かうのでしょうか?

山に雨が降り、川となって

人の生活に恵みをもたらすように

人は長生きをして、介護が必要になる

それが後悔ではなく

他者の恵みになることを私たちは知っています。

しかし、老人ホームの多くが赤字となり

有料老人ホームなどはM&Aの対象です。

介護士として働く人の一部は介護施設を転々とし

自分の居場所探しに必死のようにみえます。

日本の高齢社会を支えるために

2019年、東南アジア諸国から

外国人介護人材の受け入れが認められました。

しかし、コロナ禍でその動きも2年間ほど停滞し

今やっと再開しようとしています。

しかし、日本の介護施設の判断も様々です。

大手医療系の介護施設は

積極的な対応をするところが多く

働き手の絶対数が少ない地方から

受け入れ希望が増えてきました。

首都圏では雇用の競争が激しく、定着率の低さを

派遣介護職員がカバーをしています。

そこから

まだ外国人に依存したくない

日本語を話せない外国人を

教育していく自信がない

そんな消極的な声が聞こえてきます。

外国人介護人材の受け入れを

「人手不足の解消」

という視点から

「日本の介護をアジアへ循環させる」

という視点で事象をとらえたら

何がみえてくるでしょう?

東南アジア諸国の

高齢化率は5-10%の中にあります。

平均寿命は約70歳

健康寿命は約60歳

日本の高齢化率は約29%

平均寿命は約84歳

健康寿命は約72歳

まだまだ進化するデジタル情報と共に

介護人材が媒体として行き交う情報社会

東南アジアの人たちの寿命が伸び

日本と同じように介護が必要な社会は

いつやってくるのでしょうか?

私の推測では高齢化率が10%へ到達する時

日本では2000年の介護保険施行に向けて

1989年、高齢者福祉推進十ヵ年戦略を

発表した年です。

若い東南アジアの諸国でさえ、

高齢化社会対策が始まろうとしています。

その先にある国や人の営みを

日本は世界に先駆けて歩んできました。

そこへ私たちが「介護の仕事」を提供していくことになります。

単なる人手不足解消だけではなくその先にあるミッション

みえてきましたか?

私たちの未来、介護、ビジネス

7月20日のエイジング・サポート・ライブで
グロー・エイジング事務局長/長谷川勇と
介護経営コンサルタントの小川利久が

「循環する介護―介護からみえてくる世界」

をテーマに情報を提供させていただきました。

介護から学ぶことができる

エイジングがあります。

ぜひ、振り返りライブ動画をご視聴ください。