「循環する介護の会」外国人介護人材受け入れ支援チームの編成
循環する介護の会
循環する介護の会
世界の動き、アジアの高齢化
人口構造の変化から世界をみる
介護の過程
共通の目標達成のためのネットワーク
日本の介護はどこへ向かうのでしょうか?
山に雨が降り、川となって
人の生活に恵みをもたらすように
人は長生きをして、介護が必要になる
それが後悔ではなく
他者の恵みになることを私たちは知っています。
しかし、老人ホームの多くが赤字となり
有料老人ホームなどはM&Aの対象です。
介護士として働く人の一部は介護施設を転々とし
自分の居場所探しに必死のようにみえます。
日本の高齢社会を支えるために
2019年、東南アジア諸国から
外国人介護人材の受け入れが認められました。
しかし、コロナ禍でその動きも2年間ほど停滞し
今やっと再開しようとしています。
しかし、日本の介護施設の判断も様々です。
大手医療系の介護施設は
積極的な対応をするところが多く
働き手の絶対数が少ない地方から
受け入れ希望が増えてきました。
首都圏では雇用の競争が激しく、定着率の低さを
派遣介護職員がカバーをしています。
そこから
まだ外国人に依存したくない
日本語を話せない外国人を
教育していく自信がない
そんな消極的な声が聞こえてきます。
外国人介護人材の受け入れを
「人手不足の解消」
という視点から
「日本の介護をアジアへ循環させる」
という視点で事象をとらえたら
何がみえてくるでしょう?
東南アジア諸国の
高齢化率は5-10%の中にあります。
平均寿命は約70歳
健康寿命は約60歳
日本の高齢化率は約29%
平均寿命は約84歳
健康寿命は約72歳
まだまだ進化するデジタル情報と共に
介護人材が媒体として行き交う情報社会
東南アジアの人たちの寿命が伸び
日本と同じように介護が必要な社会は
いつやってくるのでしょうか?
私の推測では高齢化率が10%へ到達する時
日本では2000年の介護保険施行に向けて
1989年、高齢者福祉推進十ヵ年戦略を
発表した年です。
若い東南アジアの諸国でさえ、
高齢化社会対策が始まろうとしています。
その先にある国や人の営みを
日本は世界に先駆けて歩んできました。
そこへ私たちが「介護の仕事」を提供していくことになります。
単なる人手不足解消だけではなくその先にあるミッション
みえてきましたか?
私たちの未来、介護、ビジネス
7月20日のエイジング・サポート・ライブで
グロー・エイジング事務局長/長谷川勇と
介護経営コンサルタントの小川利久が
「循環する介護―介護からみえてくる世界」
をテーマに情報を提供させていただきました。
介護から学ぶことができる
エイジングがあります。
ぜひ、振り返りライブ動画をご視聴ください。